2010年11月21日

ナティカラヤアラン、シーガチーナー

 私はいつも、まわりの人たちから「支えてもらえている」ことに感謝しながら過ごしています。今朝は用があって、兄弟のような存在で支えてくれている、いとこの家に立ち寄りました。

 いとこのSさんと奥さんのMさんと談笑している中で、私が人権擁護委員をしていることに話しがおよび、「今の私の力や立場では、ボランティアとしての人権擁護委員が出来る情況では無いのかもしれないけれど・・・・・」と話しましたら、物知りで機知に富むSさんが、「方言に、『ナティカラヤアラン、シーガチーナー』という言葉があるよ。」とサポートしてくれました。

それは、ナティカラヤアラン、シーガチーナー
『機が熟してから』とか、
『条件が整ってから』とか、
『成りたいように成ってから』という完璧主義では無く、『まずは、とりかかりながら目指す方向に近づいていくこと』が大切であるという考え方のようで、「ナルホド!」と思いました。

「せっかく先輩に推薦してもらったので、先輩方との交流を通しながら、微力ながら人権の啓発に役立つことができれば・・・・・・・」と思ってはいるものの、

時々、「目の前のハエも追えない私が、人々や社会のことに関わるのは、時機早々かもしれない。身の程知らずでは?」と考えたりしていましたので、いとこからの言葉かけで、救われた思いがしました。

 とは言っても、今の私の力量では、出来ることは限られていますが、淡々と出来ることをシーガチーナー(やりながら)、成りたい自分を目指して歩んで参ります。



 


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Posted by うえじょう さくら at 22:22 │考え方