2013年04月23日

コミュニケーション

A子さんとB子さんの会話より

A子 「先生に失礼なことを言ったような気がしたので、どうにか言い直して先生に  伝えたいと思っていたのに・・・・・・」

B子 「何があったの?」

A子 「実は、先生を囲んでグループミーティングがあった時、またまた先生の気持   ちを逆なでしてしまうことを言ってしまったのよ~私って、どうしてこうなかのか、つくづく自己嫌悪になる!」

B子 「どういう流れで、そういうことになってしまったの?」

A子 「実はね、C子さんが私の気持ちを無視したことを言ったので、とっさに反応し   てしまい、先生の気持ちを考える余裕もなく、さらに先生に失礼なことを言ってしまったのよ~」

B子 「C子さんの言葉に反応してしまったのね。」

A子 「そうなのよ。リトマス試験紙が反応して変色するように!(笑)」

B子 「C子さんも、悪気があって言ったわけでは無く、自分の思っていることを、パ  ッと言ってしまったのだと思うよ。」

A子 「もしかすると、私もC子も『思っていることをすぐ言ってしまう特徴のある、アスペルガーっぽい性分』を持っているのかもしれないな~」

B子 「A子さん、そのことで落ち着かなければ、明日にでも先生に会って、本音を  お伝えしては?」

A子 「そうだね~先生に、本音を伝えながら『アスペルガーっぽい性分のなせることですので、お許しください』と、謝ろうかな~」

B子 「A子さんやC子さんが、もしアスペルガーの特徴を持っているとしたら、その性分を持ち合わせているからこそ、自分の興味・関心のある○○○の分野にこだわって、力をつけていることになるので、すばらしい性分なのよ!悲観しないで自信を持ってね~」


■ この会話、実は大人の会話をアレンジしたものです。

「大人にもADHDや、アスペルガーなどの傾向(特徴)を持っている人がいる」ということを感じています。

ADHDや、アスペルガーなどは「発達障害」と呼ばれていますが、「発達障害」という呼び方に違和感があり、「発達特性」などと呼んで欲しいものだと思っています。それらの性分ゆえに、魅力的な個性の花を開かせ、人の役にたつ仕事をしっかりやりこなしていたりするのですから。



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Posted by うえじょう さくら at 11:06│Comments(0)言葉
 
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